私にとっての「その日暮らし」とはお気楽にその日をただ過ごすわけではなく、「その日その日を大事にする」という思いを込めてます。
自分の未熟さ
長期出張が終わりました。

4〜5月は熊本での講習。

6月は2週間の東京での勉強。

講師仲間のAさんの講習を2週間聴講(講義を受講生とともに受講させて頂く事)させていただいたのです。

このAさんは昨年の講習終了パーティの時に、「Mrパーフェクト賞」をとった方。

その時に聞いたのは

「彼の講習は新人ばかりか、その上司の方たちも仕事を中断してまで聴きに来る。ともかく凄い!」

という内容でした。

「じゃぁ、どこが凄いのか?何が凄いのか?」は

誰も知りません。

ただAさんは、私のような凡人には近寄りがたい存在。

新宿のマンションに住み、近距離の移動でも高級外車。
(空いてる一時預かりの駐車場を探す方が大変だと思うし、駐車料金も無茶苦茶かかると思うのだが・・。)
スーツはzegna(アルマーニなんかより高い)。
靴もイタリア製の高級靴。
趣味は車で、レースなどにも出ていた。
(年間500万くらいかかるそうなので、今は辞めてるらしい。
 私の数少ないマイミクのplutoさんですので、mixiの写真を見ていただければ。)

まぁ、お金持ちなわけですよ。
平民の私とは住む世界が違う。
(特にお金に対しての価値観が全く違う。)

しかし、何が凄いかをこの目で確かめたいので、身分をわきまえず、ダメモトでお願いしたのです。

意外にも

「どうぞ。どうぞ」

と快諾していただけて、今回の聴講に至ったわけです。


聴講初日。
(既にこの時点で彼は講習は35日分のカリキュラムを消化しています。
 私が参加したのは36日目〜45日目)

私は愕然としてしまいました。

受講生のレベルが非常に高い!!
(もう私よりもレベルが上の受講生もいる)

この講習はプログラミングだけでなく、いろんなシステムの設計技術も学ぶのだが、学生時代にプログラミングの経験者はいても、設計の経験者はいないはず。

しかし、きちんとした設計が出来るようになっている。
(たぶん入社後、2,3年たった社員よりも技術的に上になっていると思う)

これまでの35日の講座で、Aさんはどのような指導を行ったのだろうか??
どうやったら、ここまで成長させる事が出来るのか??

そして、その理由の1つが判明した。

彼はテキストを使わない。

受講生のレベルに合わせて、その日に指導する内容をチョイスしているのです。

そして、教える内容をその場で頭で考えプログラムとして入力し、受講生もそれを入力し、動く形としてプログラムの実行結果を見せて、理解させるという手法なのです。

受講生も聴くだけの授業とは違い、スクリーンに映し出されたAさんが入力していくコードを、必死に入力するので、気を抜けるわけもなく、寝る子なんて一人もいない。

この時私は初めて気づきました。

私はテキスト無しで講座なんか出来やしない。

テキストは受講生の為のものでなく、講師が安心して講義が出来るための台本であることを。

お寿司であるなら、私が提供するのは、スーパーの8カン入りのお寿司です。
お客さん(受講生)の要求がどんなであっても、同じ種類のお寿司しか提供できない。
お客さん(受講生)の成長(満足)は、所詮決まった程度しか望めない。

しかし、Aさんはカウンターのお寿司屋さん。
お客さん(受講生)の好みや要望に合わせて、長年の経験から1つ1つ極上のネタをチョイスして提供する。
お客さん(受講生)の満足は計り知れない・・・。


私は昨年の新人研修も今年の熊本の新人研修も高評価をもらえた。
昨年担当した会社は、今年も担当が私であることを条件に契約してくれた。
(ただ私が3月に病気になったので、急遽熊本担当になりましたが・・。)

私は正直、天狗になっていました。

しかし、今回のAさんの講義と受講生たちをみて、自分が恥ずかしくなりました。
自分の未熟さを痛感しました。


まだAさんの凄いところは沢山あるのですが、書ききれないのでこれ位に。
経歴からしても、たぶん日本の中で3本の指に入るくらいの人だと思う。

来年の春は彼が許可してくれるならば、講習を最初から聴講したい。
どんな技で、ここまで受講生を成長させたのかを知りたい。

今回の2週間の東京での滞在費用(旅費+宿泊費)は15万円くらいかかった。
10週間ともなれば、80万円はかかってしまう。
尚且つ、自分は新人研修をできないから、収入はZERO。

しかし、その10週間で私も確実に成長できると思うので、今から頑張ってお金を貯めます。


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